BTS、防弾少年団について

Me before love yourself era💔 : i hate myself i want to d—-

Me after love yourself era💖 : i love myself, you can’t stop me loving myself

 

この文はYouTubeにアップされている「Answer:Love Myself 」(一連のLOVE YOURSELFシリーズの結び、締め的な曲)の英語字幕付き動画のコメントの一つです。

 

彼女はlove yourself(を聴く)の前は自分を憎んで死にたかったと…(書き込みはdまでで止めていましたけれど)

love yourself後は、だれも私が自分を愛するのを止められない….(IDOLのフレーズ)という彼女の人生の力強い前向きの変化!輝き!!
そして、このコメントにはたくさんの私も同じだとの返信コメントがぶら下がっている。他のコメントでも「私は双極性障害をわずらっている、ずっと自分を憎んできて死にたいと思った。しかしこのアルバムの影響で人生は生きる価値があると思えるようになった」などたくさん同じようなコメントが見受けられます。

 

BTSの魅力を言う時、ダンスがめちゃくちゃ上手いし完璧に揃ってる(カルグンム)、歌もうまい、ラップがヤバい。イケメン揃い。。。。

BTSの凄さを語る時、ビルボードで1位を獲得した、ユニセフとの共同キャンペーン、国連で演説した。世界中のツアーが即完売。アメリカンゴッドタレントやグッドモーニングアメリカなどのアメリカの人気番組に出演すると軒並み高視聴率。

しかし、私が思う彼らの本当の魅力、凄さというのは、冒頭に紹介したコメントのような全世界中のArmy(BTSファン)に対するこのポジティブな影響力なんですよね。本格的な全米TVデビューとなったAMAs2017でチェインスモーカーズに「インターナショナルスーパースターと言う表現でも過小評価なグループ」と紹介されましたが、その影響力を考えるとそれもうなずける。

そういえば、そのAMAs2017でのDNAのパフォーマンス時、映し出される客席のArmyの多様さに驚かされました。白人、黒人、南米系、アジア系、本当にまんべんなくといった感じで人種や肌の色、関係なくみんな韓国式ファンチャントを憶えていて一体になって声援を送ってたんですよね(そう、Mカの韓国Armyのように)。

BTSは国境や人種を超えて、普遍的な絶大な影響力を持っているのではないかと。

 

たしか、昨年2017年末、BTSがエレンの部屋(これまた全米の人気番組)に出演した時に、Armyがビートル・マニア(1960年代のビートルズの熱狂的ファン)の再来だと紹介されてました。これまた別の番組でBTSに病的にハマるアメリカのティーンエイジャーの娘さんに、お父さんが「パパにとってのビートルズみたいなものだね」と言って理解を示そうとしたところ、娘さんが「いや、それ以上」って真顔で即答してました(笑)。

そうなんです。彼女、彼らにとってBTSという存在や彼らが書く歌詞や歌う曲、それに込められたメッセージはまわりの人間が考える以上に大きいものになってるんです。

 

そんな、世界中の人々にとてつもない影響を与えるグループになった、我らがバンタン(防弾少年団)、BTSはこれからどこまで行ってしまうのか、その地平線について考えるととてもワクワクします。