2018年平昌オリンピックの閉会式でEXOと
元2NE1のCLの公演。
オリンピックという世界的な総合スポーツ大会におけるK-POPアーチストの出演に関して、日本では違和感を感じる向きの方が多かったみたいです。
韓国でもexoのことを国家ドルと批判したり(世界的ブームになっているBTSの方が良かったのではないかといった意見など)、CLの選曲「ナップンギジベ(悪い小娘)」についてオリンピックにふさわしくないという意見が上がったりしました。
しかし、K-POPは今や韓国の文化の一つの側面なんですね。「ナップンギジベ(悪い小娘)」に関してもK-POPのパワー、情熱を表していて良いという意見もあったように。
それというのも、その半年後に行われたインドネシアのアジア大会の閉会式でも
スーパージュニアと
IKONが公演してます。
これって考えたら、すごいのが。K-POPアーティスト(韓国のポップスター)がよそ様の国で自国民への国威発揚の側面もある国際的スポーツ大会の閉会式に呼ばれてパフォーマンスし、特にスーパージュニアはメインの存在で出演して、事実Sorry Sorryが閉会式全体のセレモニーの中で一番会場が盛り上がるんですね(笑)。
中国の北京オリンピックの時も開会式にピが呼ばれてたりしてましたし。
昨年末のAMAアメリカンミュージックアワードでもUS ARMY(アメリカBTSファンの総称)が持つアーミーボムに会場が埋めつくされ、韓国式ファンチャントが鳴り響いたり。
K-POPはもはや、世界に発信する大衆文化の中心的な位置づけになっているわけです。
BTSがビルボードで1位を獲得したり国連で演説までしたりして、ついにここまで来た感のあるK-POPの歴史をおさらいするように振り返る時、どこがスタートになるのか?
90年代にデビューした第一世代のH.O.Tやgod、SESやFIN.K.L(イ・ヒョリがいてた)などがK-POP第一世代と言われます。
それじゃ、その前のソテジワアイドゥル(YGのヤン・ヒョンソクがいてた)やヒョンジニョングァワワなどはどうなるのか、K-POPじゃなかったのかという意見が出てくると思います。
そういえば、その頃(1990年代前半)はK-POPって言葉はなかったように思う。(大々的に使われていなくて、一部のファンらは使用していたかもしれませんが)
それを言うと、第一世代の頃も同じだと思うんですよね。一般的にはK-POPって言われ方をしていなかった。(なので、K-POP第一世代というのは後の世代からの後付けの印象)
その後の第二世代と括られますが、
やはり、一般的にK-POPって言われだしたのはBOA、ピ(RAIN)、東方神起、BIGBANG、KARA…あたりからなんですね。
なので、この世代が第一世代と言われる向きもあります。
なので、私としては、韓国ではデビュー後すぐに社会現象になるほどの人気になったにもかかわらず、日本で地道に活動して日韓両国でトップスターになり、英語圏のファンからは既にK-POPレジェンドと形容されることもある東方神起なのかなと思ったりします。